10/24(土)、藤沢優月さん講演会に参加してきました。場所は、リブロ東池袋店内 カフェリブロ。定員は50名となっていましたが、満員以上の人だったので60名ほどだったと思います。参加者の9割以上は女性。圧倒的に女性ファンが多いようです。男性はあまりに少なく、私はなんか場違いな場所に来たような(そんな気恥かしい)感じでした。。。
藤沢さんは、声というか話し方というか雰囲気が、なんか癒されるような感じで、お話を聞いているのがとても心地よかったです。そして、藤沢さんの笑顔がとても素敵で印象的でした。
講演の中からちょっと記してみます。(ちょっと散文ぎみ、ご容赦!)
藤沢さんは、「常に、外国語を学びたい人」だそうだ。 他国の考え、他国の文化の中で暮らすと日本のことがよくわかる(日本の中にいるのではなく、外にから見るとよくわかる、比べてみると自分のことがよくわかる)。藤沢さんは、イタリアのミラノに留学してしたことがあるとのこと。
藤沢さんがいつも思っているのは、「違うからこそまず話を聞こう。相手はどういうことを考えているのだろう。」という気持ちがあって、これが、藤沢さんが外国語を勉強し続けている理由なのだそうだ。
日本にいるときに感じるのは、「空気を読まなければいけない、みんな一緒でなければいけない」、とか言葉ではない圧力を感じることが多い。そういう例は、日本に限ったことではない、イタリアにも似たようなことはある。こういったことは、私たちをすごく苦しくさせる。
イタリアの人たちは、よく働くが、よく遊びもする。日本は、そういう空気がないので忙しくて大変だと思う。(藤沢さんの知人で在日20年以上の)イタリア人いわく、日本人の心の中に入っていくのはすごく難しい。というのは、日本人はシャイな上にすごくスケジュールされているから。つまり今日あなたと話したい、と入って行きたくても、そんな飛び込みな用件を受け入れる余裕がスケジュールにない。それに気づいたのはとても藤沢さんにとって大きな発見だった。
また、このことと同じくらい大きな発見だったのが、人とのつながりの話。日本でも多くの人が孤独を感じていたりとか、寂しいとか、自分がいてもいいのかいなくてもいいのかよくわからないとか、そういう気持ちになっているのは、人がつながる時間がないので、個人の単位に切り刻まれているからではないかと思う。
どんなに働いて、その給料で何かを買ったとしてもそれを一緒に分かち合う人がいないとそれは何の喜びでもないし、単なる仕事への依存症なだけ。一緒に分かち合うとか、一緒に時間を過ごすということの方が、ずっと大事なのではないかという考えのもとにスケジュール帳(『夢かな手帳』)を作っている。
藤沢さんは、生きるのであればいろんな人と心を開いて仲良くなりたい。せっかく自分と違う人がいるのだから、その違う人を知るとかそういうことに時間を使いたい、と思っている。そのためには、時間もかかるし、また、全然知らない相手を知るわけだから、仕事でも、友達でも、知っていると思っていても知らないことがいっぱいなので、それに時間を使いたいと思っているので、ただ、働く、働く、スケジュールをぎっしり詰めて働く、効率よくという生活から、藤沢さんは降りることにした。
人生で一番大切なことは、人生を楽しく生きること、喜びを感じて生きること。何かを完璧に達成することは、その次の次くらいよいのでは。目の前のスケジュールにとらわれて、それをこなすという生活からは、かりそめの達成感は得られるかもしれないがそれだけにしかならない。
藤沢さんはこのことをすごく心に留めていて、自分のスケジュールを作っている。『夢かな手帳』は幸せになってほしいという気持ちで作っている。何かを完璧に達成するとか、夢を持ち、そしてそれを達成するのはいいことだけれど、私たちは機械ではない。ともすれば、日本人はすごくまじめで、何かを完璧に達成するとかに気が行きがちだが、「『夢かな手帳』は幸せということを一番メインに考えて使ってほしい」という思いで作っている。
日本の国が豊かな時間の使い方ができる国になっていけばいいなぁと常日頃思っている。
夢と時間の関係はどういうものか、ということをいっぱい考えた。多くの人が時間を使うのは上手。予定は立てられるし、行くところはあるし、その他いろいろな予定はたてられる。ただ、個人的には、「夢を持つこと」ということにすごくこだわって欲しいと思っている。
というのは、藤沢さん自身、夢を持てなかったときというのは、時間はすごく苦痛なものだった。藤沢さんは、日本人で、イタリアで生活していてときは周りの人に比べて時間を使うかうのは上手だった。スケジュール帳がある、予定をうめる。なんとなくうまる。ただ、夢がなかった藤沢さんにとって、たとえそういった予定や小さな目標を達成したとしても、何も残らない...それは、結構、しんどいことだった。達成した瞬間は、まあまあうれしいのだけれど、なんかすぐまた別の目標をさがさないといけない、じゃないと時間がうめられないということになってしまう。どんどんどんどん、すごくしんどくなっていく。それで、ある時気がついたのだが、夢を持つということが自分に許されるとか、真面目に考えていなかった。夢というのは、特別な人だけが持つものであって、自分には関係がないものだと思っていた。
それで気がついたのだが、夢をもつということは自分に対する自分の価値をしっかりと受け止めてあげること、だと思う。それぞれの人が、それぞれ全員夢をもっていて、それはそれぞれ違う夢だけど、その夢に真剣に向き合わないと心の飢え渇きからは解放されないのではないのではないかと思う。
藤沢さんは、自分が何をしたいのかということを真剣に考えた時から、時間を使うことの意味が全く変わった。それまでは、時間は死んでいた。むなしい、後ろ向きの気持ちだった。だけど、夢を真剣に考えるようになってから、生きていることが楽しいと思えるようになった。
夢に向かう、自分を認めてあげる、自分というのは唯一かけがいのない存在で、他人がなんと言おうとも、自分は自分ですばらしい。自分自身が自分が思っていることとか、夢とかやってみたいこととかを大切に考え始めることはものすごい勇気だと思う。
私が、本当に真面目に夢とか考えていいの、という気持ちになっていた。自分の夢に真剣に向き合うことは、本当に一番勇気がいることだと思う。ただ、それをしないと本当に時間が始まらないな、ということが藤沢さんの経験。なので、ここにいる人たちが今どんなことで悩んでいて、どんなことで迷っていたりとか、勇気がほしいなと思っているのかわからないですが、私たちは一人一人やりたいとか、こう生きたいとかいうものを持っていて、それはすごく大切なもので、それが一人一人にとって世界一大切なものなので、それを大切にするように時間を使ってほしいと思う。
そうするとスケジュール帳をうめる意味というのが変わってきて、時間が命を持つようになる。でもそれは体験してみないとわからないことで、スケジュール帳をいくら上手にうめてもダメな、もう半分のこと。それはやってみないとわからない。それはすごく勇気のいることだけど、やった瞬間に人生が変わってくるので是非、思い悩んでいる人がいるなら試してみてほしい。
心の中で思っている何かがあったらさっそく実行に移してみてほしい。
このあと、通常の講演より少し長めのQ&Aがありました(省略)。
関連URL:
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