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2008年12月

2008年12月31日 (水)

「ブロガー名刺」届きました!

11月末に、前川企画印刷さんに連絡をとって、何往復かメールのやりとりをして、やっとできました。

最終原稿の決心したのが12/28の夜で、翌12/29には印刷・発送して頂けてました。(年末年始は年賀状のため郵便事情が悪いだろうから、年明け到着と思っていたのですが、)今日、郵送されてきました。

前川企画印刷のプランナー、Nさんが最初からずーっと対応してくれたのですが、親切、ていねいな仕事で、気持ちよく進めることができました。名刺のデザインは、Nさんと二人三脚という感じで作っていったのですが、私自身、あまり具体的なイメージがないところからのスタートだったので、途中、「こんなデザインでいいだろうか」とか、「なんかちょっと感じが違うな」など悩んでしまうところがありました。そのため、Nさんのメールのレスポンスは早いのですが、私がなかなかメールを返せなくて、最終的には1ヶ月、かかってしまいました。(Nさん、すいません!)

実際、名刺を手にしてみると、画面で見ていた時より緻密な感じで、いい感じです!
前川企画印刷 ばた様、N様、この度は、どうもありがとうございました。

追伸:
前川企画印刷さんの仕事が遅くて、時間がかかったわけではないので、そのことは、ここでも書いておかないといけないと思いまして。

2008年12月30日 (火)

『投資戦略の発想法2008』木村剛著、ナレッジフォア

目次
はじめに 日本で資産運用するのは難しい?
第1部 準備編―これができなければ投資家失格
第2部 理論編―財産形成のために知っておきたい投資理論
第3部 戦略編―絶対に負けない投資戦略
第4部 戦術編―最小限の手間でできる財産防衛術

『投資戦略の発想法2008』は、2007/12月刊。
最初は、『投資戦略の発想法』(講談社、2001/2月)、続いて、『最新版 投資戦略の発想法』(アスコム、2005/8月)が出版され、それから更に改訂されて本書の刊行です。

「まえがき」には、「(前略) だからこそ、投資をはじめようと思っている方々に、是非この本を一読していただきたいと思っています。デイトレーディングで大損をして、株式投資や外貨投資が大嫌いになってしまう前に、この本を読んで、まっとうな『投資戦略の発想法』を身につけていただきたいと念じているのです」とあります。
けっこう厚めのハードカバーですが、一応、投資の入門書ということなので、読んでみました。

木村さんは、「5分割ポートフォリオ」を提案しています。
もともと投資理論の専門書には、
(1)国内株式、(2)国内債券、(3)外国株式、(4)外国債券、(5)その他、という5分割の考え方が解説されていましたが、現実の金融商品では流動性が低いものが少なくないなどの理由で、個人投資家がこれを実践するのは難しかろうと考えています。そこで、木村さんは、財産を、
 (1)銀行預金(=生活防衛資金)
 (2)外貨MMF(または、外国為替証拠金取引=FX)
 (3)日本株式
 (4)外国ETF
 (5)日本国債
の5つカテゴリーでポートフォリオを作るのがよいと提案しています。

”生活防衛資金”とは、木村さんの造語ですが、投資を始める前に、まず、蓄えておかなければならない、キャッシュのことを言います。投資をするためには、投資に回したお金は長期で運用するのだから、その間、何が起こっても(たとえ会社が倒産しようとも)生活が守れるような投資戦略をとるべきだ、としています。その最悪のシナリオの場合でも、生活していける”生活防衛資金”を持っておけば、心に余裕をもって投資を行うことができるからです。どのくらいの額が、生活防衛資金として必要なのでしょうか。できれば2年間、少なくとも1年間生活できるだけのキャッシュを預金で持っておくことが不可欠とのこと。当たり前の話ですが、1ヶ月の生活費×24か月分のキャッシュをまず貯めなければいけないのです。これは、給与天引きなどの積み立てなどで貯めていくことになるでしょうが、この生活防衛資金を早くためるためには、月々の積立額を大きくすることも(すなわち、収入を大きくすることも)大事ですが、見落としがちなのは1ヶ月の生活費を抑えること、すなわち節約生活で支出を抑えることでも、生活防衛資金を早く貯めることができるとしています。

節約は二重の意味で財産形成の近道になります。節約自体の効果によって投資効率を上げることができるうえに、必要な生活防衛資金のハードルを下げることができるからです。このレバレッジの効果がじつに大きいのです。このレバレッジ効果を上回る投資手法は、世界中のどこにも存在しません。(p83)

個人投資家にとっての資産運用は、現在の生活防衛資金を守りながら将来の生活防衛資金を確保するために行うものです。現在の生活防衛資金を、将来の生活防衛資金を稼ぐための投資に振り向けてはなりません。そんなことをしていると、投資をリスクにさらすのみならず、自分の人生をリスクにさらすことになります。(p84)

とにかく、まず、生活防衛資金なくしては、投資うんぬんは早いとのこと。木村さんは、このあたりはすごく手堅いというか堅実です。(でも2年分の生活費(2年分の年収ではないです、そこまでは求められていません)を預金で用意しないと投資を始めてはならない、と言われると、ちょっとつらい、かな。)

アセットアロケーションについては、次のように述べています。

資産を振り分ける時に、預金を除いたポートフォリオの内訳を、外貨MMFに3割、外国ETFに1割、日本株式に4割、日本国債に2割、などというふうに決めていけばいいのです。
このように投資する対象のカテゴリーを決定することを、アセットアロケーションといいます
プロフェッショナルの間では、投資のパフォーマンスを決定する要因は、このアセット・アロケーションに尽きると言われています。論者によっては、投資の8割から9割の出来を決定してしまうとさえ言っています。(中略)
つまり、デイトレーディングの技術を磨くよりアセット・アロケーションを勉強した方が何十倍も有益なのです。個々の銘柄選択や投資のタイミングに頭を悩ますよりも、アセット・アロケーションを決めることに時間を割くべきだということになるのです。(p207)

外貨資産を持つことの重要性については、

生活防衛資金を預金で確保した後に余裕資金ができたら、まずは外貨投資を検討してみていただきたいと思います。(中略)
外貨投資には為替リスクがあります。円高になったら、金利分が目減りしたり、元本で損をしてしまいます。(中略)
それでも、私は資産の一部をヘッジ目的と認識したうえで、外貨をポートフォリオの中に持つことをお勧めします。なぜなら、日本株式も日本国債もヘッジできないリスクに対しては、外貨投資が有効だからです。 そのリスクは、日本経済が悪くなるリスクです。(中略)
そのときは、日本の通貨である円は相当弱くなります。逆にドルやユーロの外貨価値が上がっているはずです。そういうときには、外貨MMFや外国為替証拠金取引があなたのポートフォリオの救世主になってくれるのです。
ですから外貨でもうけようという気持ちではなくて、日本の調子が悪くなった時のための保険と考えて資産の一部を外貨資産で持つことを考えていただきたいのです。(p209)

金融商品を選ぶ際には、
 (1)コスト(最低限度にコントロールする―これは投資戦略の基本)
 (2)単純さ(複雑な素人には理解できない商品はさけるべき)
 (3)流動性(すなわち換金性)
に注意せよ、とのこと。

この本では、外国債券や外国株式は、流動性が低いということから、意図的にはずした、としています。木村さんのスタンスの一つに、流動性の重視があります。

「5分割ポートフォリオ」は、詳しく説明されていますが、ここではちょっと省略します。この本で、もう1つ目を引いたのが、木村さんが株式投信を勧めていないこと(個別株式を勧めている)、があるのでこのあたりを見てみたいとおもいます。投信(投資信託)は、何に投資するかで、株式が中心だったり、債券が中心だったり、折衷型(バランス型)だったりいろいろありますが、投資信託を、個人投資家に勧める書籍はたくさんあるように思います。でも、投信(の中でインデックス・ファンド以外の、通常のアクティブ・ファンド)は、やや複雑な(不透明な)金融商品であることと、株を売買するのと同程度のリスクの割にリターンが低い(コストが高いことも一因)、と指摘しています。

ファイナンシャル・プランナーも「個人投資家の運用は投信に限る」と主張していますが、彼らの主張は本当に正しいのでしょうか、木村さんは懐疑的です。多くの投信会社は、販売のほとんどを証券会社に頼っている実態があります。 証券会社による販売が「主」で、投信会社の運用は「従」――これが、日本における投信ビジネスの実態です。大量設定・大量販売がその典型例と言えます。

投信に代わって、個別株式を勧めることに関しては、次のように書いています。

個人投資家ができる投資手法は、2つ。
 (1)コストをかけて素晴らしい投資信託を見つける
 (2)投信を買わずに個別株式を買う
のうち、いずれかということになります。
本当は、パフォーマンスも、投資哲学も、管理面も素晴らしい投信をいくつかお勧めしたいところなのですが、とりあえずこの本では、個別株式を買う方を推奨したいと思います。株式を直接買っていれば、良いファンドを選ぶのに苦労したり、他の投資家の解約行動に影響を受けるという心配はありませんから。 個別株式の選別がわずらわしい人は、東証株価指数のインデックス・ファンドのうち、コストの安い株式投信を買いましょう。もしくは、日本株式のETFを購入しましょう。(p244)

個別株式を勧めているのですが、インデックス・ファンドや日本株式のETFで代用してもよいと言っています。(私なら、「個別株式の選別がわずらわしい人」に該当しそうなので、そうしてしまいそうです。)もう少し、木村さんの個別株式投資についてみてみたいと思います。

私は、投資信託とはあなたに代わって株を運用してくれるファンド・マネージャーにお金を払って雇うようなものだと述べました。それにくらべて、彼らの運用成績がすべてのケースにおいて満足できるものではないということもわかりました。それなら、かれらに任せず自分で株式ポートフォリオを作って運用してみてはどうでしょうか。
先ほどリスクと銘柄数の関係についてご説明しましたが、分散投資をして銘柄の数を増やせば増やすほどポートフォリオのリスクは減るけれども、おおむね20銘柄より増やしてもリスクはほとんど変わらないという計算になるのです。(中略)
「5分割ポートフォリオ」で経済指標の読み方にも慣れ、個別株に関する相場観ができてきたら、次の段階として日本株を20銘柄に分散投資することをお勧めします。(中略)
だから20銘柄については、すぶに潰れるような企業でなければ、あなたの好きなものを選べばいいと思います。本当は、業界で分け、商品やサービスが異なる銘柄を選んだ方が、分散効果を最大限に生かすためには好ましいのですけれども……。(中略)
いずれにしても、1つの銘柄への投資を5%以下にしておけば、その銘柄が50%下落してもポートフォリオ全体への影響は2.5%のダウンですみます。(p255、p256)

20銘柄に分散投資すれば、リスク軽減できることはわかりましたが、その一方で、その個別株式の購入にはかなりの資金が必要なのではないかと懸念してしまいますが、それに対しては次のように応えています。

いきなり20銘柄を変えなくても、すこしずつ買えばいいのです。できる限り複数の株をタイミングを分割して買いましょう。5回、10回に分けて買うくらいの気持ちで買いましょう。そのために多少手数料が増えてもあまり気にしてはいけません。分散の効果を自分の味方につけるためだと割り切って支払うべきです。
いはま値がさ株ばかりでなく株価の安い銘柄もありますし、値がさ株でも売買単位を引き下げている銘柄が増えてきているので、以前より少ない資金で買えるようになっています。
証券会社によっては単位株の10分の1で買えるミニ株投資がありますし、月に1万円程度から株式累積投資(いわゆる「るいとう」)をサービスとして提供している証券会社もあります。
株式累積投資はいわゆるドル・コスト平均法という手法にあたります。株を定期的に同じ額だけ買う投資手法です。毎月1万円以上、1000円単位の少額で買い付けていくことができます。個人投資家などの少額資金による株式投資の一つとして1993年に創設されました。
多少コストは高くつきますが、タイミングに関係なく、株価が高いときには少ない株数を買う結果になるので、買いコストを限りなく平均化することができるわけです。タイミングを分散させることで、価格変動リスクを分散する効果があります。ピーター・リンチ氏のような偉大なファンド・マネージャーからも非常に評価が高い投資法です。(p259)

株を買うタイミングを分けて買う、ことで時間分散をはかる。また、安い銘柄の株もあるし、ミニ株投資という手もある、また、「るいとう」では月1万円から始められ、ドル・コスト平均法もつかうことになる。これなら、個別株投資もできるでしょう、言っています。また、銘柄選びで困ったら、自分がいま転職しなければならない立場になったらどこの会社に転職したいかを考えて、そうして選んだ会社が、あなたが買うべき株の銘柄である、とも言っています。個別株投資、できそうでしょうか? 自分には、まだ、ちょっと、という感じがします。木村さんは、そういう人に対してこう応えてます

最後に一言。 個別株を選ぶプロセスやわずらわしさが嫌な人は、インデックス・ファンドもしくはETFを買いましょう。コストの安い良心的なインデックス・ファンドやETFを長期的に持ち続けるのです。おおくの個人投資家にとてては、それだけで十分です。自分のスタイルに合わせるようにしてください。

結局、ここに帰ってきました。要は、木村さんが言いたいのは、巷で華々しく宣伝している投信(=アクティブ・ファンド)を買うくらいなら、個別株を買え、ということなのでしょうね。ミニ株投資や「るいとう」も少し勉強してみないといけないとは思いますが、現在の私の場合は、「5分割ポートフォリオ」の(3)国内株式の代わりに、「インデックス・ファンドもしくはETF」、当面はこれで行きたいと考えます。

まとめ

内容が多いので、十分にまとめきれませんが、自分が特に興味を持った所を中心に書いてみました。1冊読み応えありますが、投資の入門書の1冊に加えてもいい本、だと思います。ぜひ、ご一読を。

投資戦略の発想法〈2008〉
ナレッジフォア
発売日:2007-12
おすすめ度:4.0

2008年12月27日 (土)

『こうして私は世界No.2セールスウーマンになった ―「強運」と「営業力」を身につける本―』和田裕美著、ダイヤモンド社

目次
プロローグ
第1章 営業は単純なほうが成功する
第2章 成功者は走り出してから考える
第3章 チャンスの神様は前髪しかない
第4章 やったことは必ず返ってくる
第5章 上ることさえ継続すれば

今は、ペリエ社長の和田さんの著書。現在のペリエを立ち上げる前の職歴にあたる、日本ブリタニカでの”奮闘記”とでもいうべき書です。今の和田さんを私から見ると(といっても過去3回くらい、講演会・セミナーでお見かけして、お話を聞いたことがある程度ですが)、バリバリ営業していて、そして、本のタイトルにあるように、ブリタニカで世界No.2の売り上げをあげるほどの営業ウーマンだったようには、(失礼ながら!)とてもそのようには見えないのですが……。

和田さんは、ブリタニカに入社する前は、営業の仕事などやったこともなく、また、営業の仕事に自信があったわけでもなかった。まずは、「お金が欲しかった」、そして「何をやっても中途半端な人生で終わりたくなかった」。そこから物語が始まります。

日本ブリタニカの求人広告には「学歴、経歴は問いません。週給8万9000円」と書かれていた。これを見て、会社説明会に行って、
「意味なく、条件なく、わくわくしていた」、「なんだか不安もあったけど、不安よりもわくわくの方が大きくて、……」、そして、そのときの和田さんのたった一つの取り柄が、「とりあえずわくわくしたらやってみること」だったことから、入社を決めます。フルコミッション(歩合)の営業の仕事です。

はじめての営業ですから、最初から売れるわけではありません。でも、手探りで自分なりに営業のスタンスを身に付けていきます。
「営業という仕事は、感謝される嬉しさ、ありがとうの心地よさ、を得ることができる仕事」ということを知ることになりました。

そこから、出世の階段を上がっていきます。どんどん上がっていって、最後は、代理店として独立。支社長にまでなります(代理店になって一番売り上げが上がった月は700万円ものコミッション!)。でも、その後、アメリカ本社では、当時の百科事典事業が不振となり、オーナーが変わって、そして、日本の代理店制度が廃止となりました。結局、独立して代理店をもっていたのは1年間くらい。それからは、本社の正社員。ブリタニカが(事実上)日本撤退する前には、また営業部長にまでなっていました。でも、ブリタニカでの経歴はそこまで。そこで一旦、築き上げてきたもの、収入、地位、名声をすべて失ってしまいます。

24歳で日本ブリタニカに入社してから、30代前半までの間に、代理店の支社長、本社正社員での部長を経験するまでの経緯は、まさに、波瀾万丈です。和田さん自身も書いていますが、お金では買えない、”貴重な経験”とも言えます。

本を読んでいて、あの華奢なイメージの和田さんとこの本の主人公を重ねながら読むわけですが、なんか感動します。でも、和田さんは外見、華奢そうにみえるけど、やっぱり、経験に裏打ちされたタフな方なのだと思います。そのギャップも和田さんの魅力だと思います。


あと、本の中で心にひっかっかったフレーズをピックアップしておきます。

・二兎を追うものは三兎を得る(p38)
・「2つあっても1つしかできない」と言っている人は、ずっと一生、その人自身の考え方を変えない限り、それはずっとできないのです。できないって決めたのはだれでもなく彼自身だからです。1つのことに頑張れる人って、実は頑張り続けると余裕が出てきたり、時間をうまくつかえるようになったり、つまりどんどん要領がよくなって容量が増えるわけなので、だから両立できて、さらにもっとできるようになるってことなのです。 Aも欲しい、Bも欲しい、そうやって頑張るとCまでが手に入る。(p40)
・「二兎を追うものは三兎を得る」を実践するためには、「いらないものははずしていく」(p41)
・私が意識的にはずして、非常に効果があったのは、2つあった;
 (1)自分にとって悪影響があったりネガティブな人との時間をはずすこと。
 (2)悩んでいる時間をはずすこと。(p43)
・私だったら、辛いとき、こう思ってるんですよ、「こんな状況から少しでも脱出できそうなきっかけだったら、どんなきっかけでもとりあえずつかんでみる価値はある!」(p52)
・これが限界で無理だと思っていた人が、なんか「できそう」って思ってくれて、私なんかの言葉に賛同して自分の可能性を信じてくれたら――私はこれがいちばんハッピーなんです。だってね、そんなふうに前向きに変わるってことは、これからの人生が全部変わるってことなんです。(p55)
・「成功者は走り出してから考える」 成功する人は条件をクリアしてから進むのではなく、とりあえず進む。そして進みながらそのつどそのつど解決していくということです。(p58)
・わくわくすれば人は動く(p61)
・いったんわくわくしたら、その未来をできるだけ口にしていろいろな人に話したほうがいいと思います。いろいろな人に伝えることによって、その言葉を自分自身も何回も聞くことになり、さらにわくわくが広がってくるからです。さらに、そのわくわくをもらって伝染してしまった人は、また、他の人にもなんか話したくなるので響いて伝わっていきます。(p63)
・お金が欲しくてこの世界に入ったけれど、途中からその目標であった「お金」は、私の「仕事を頑張る」動機の1位ではなくなり、人から「おめでとう」と言ってもらうこと、「すごいね」と言ってもらうこと、「ありがとう」とお客さんに言われることのほうが、身体がぞくぞくするほど嬉しかったのです。(p70)
・出会う力というのは1回使い切りでなく、一度やってくるとそれがまた新しい出会いを運んでくれるんです。(p74)
・結果も大切だけどプロセスのほうがもっと大切です。 無理かどうかは、絶対にやってみないとわからないんです。もしかしたら達成できないかもしれない。だけど、それよりも挑戦すること、そのプロセスを経験することがもっともっと大事だって思うんです(p77)
・「結果が出て当たり前」と思っている奴には結果が出る。これを息を吸って吐くように、当たり前に無意識にとりこんだらすごいことになる。(p88)
・「やっぱり」が現実になるのなら、「やっぱりうまくいったな」と思えるようにならないといけません。だから、毎日が楽しくてわくわくして生きたい人は、自分勝手に「私って運が強いもの」って思っていないといけないのです。どんなことがあっても、「それっていい経験だ」と胸をはって言えるようになって欲しいのです。(p95)
・私の口癖は、「私、強運なんです」と、「これできっとよかったんだ」という言葉です。 こう言っていると、本当に強運になれます。(p96)

・ゴールを見つけたら期限を付けてスタートする。イメージだけではだめ。(p125)
・「わくわく」は究極の「強運マインド」にリンクすると言ってもいいのです。つまりは、「自分の未来に起こることがすばらしいと思える」と「わくわく」できるのであって、そう思えると、先に進む不安がないので、……。だから、動ける。前に向かって動ける。「わくわくすると人は動く」というのは、そういうことなのです。 ここで大切なことは「わくわく」だけではいけないということです。「わくわく」して「動く」ことができてはじめて、その「わくわく」に100%、必ず向かっていけるんです。(p127)
・事実は1つで考え方は2つ(p128)[→陽転思考という言葉は出てきてません]
・チャンスの神様は前髪しかありません。目の前に来たときにつかまないと、後ろから追いかけても髪の毛がないから、やっぱりって思ってもつかめないのです(p156)
・動けば変わる(p164)

・人間って不思議なものです。 見方を変えると、今まで見えていなかったことがどんどん見えるようになります。…… 相手を変える努力より自分の見方を変えることがいかに簡単かということです。(p181)
・私が話していてわくわくするときは、相手が自分の今話している話を一生懸命聞いてくれているときです。(p197)
・相手のわくわくを持続させることができるって嬉しいことだと思いませんか。(p199)
・「目の前にやってきたことは、やっぱりつかまないと後悔しそうだな」 私は決心します。一度決心すると、やはり進んでみたい気持ちがわくわくといっしょにどんどんふくらんでいくようでした。(p220)

・大きな目標を掲げて「こうなるぞ!」と追いかけるタイプではなく、目の前のことに夢中になって、一つひとつの階段を上がっていくことだけ考える。下りることさえしなければ、上ることだけ継続すれば、ごくごく当たり前に、ごくごく普通に上に上っていける。迷うことさえなければ、必ずそこにたどり着いてしまう。(p221)
・会社の幸せの延長線上に自分の幸せがあるんじゃないよ、自分の幸せの延長線上に会社の幸せがあるんです。 だからやることを全部自分の経験で、自分の評価につながるから、自分がまずハッピーになること。自分のハッピーがあっての仕事の成功だから。(p234)

以上です。

ずいぶん、書き出してしまいました。最後まで、お付き合いいただき、ありがとうございました。

こうして私は世界No.2セールスウーマンになった
ダイヤモンド社
発売日:2004-11-19
おすすめ度:4.5

2008年12月25日 (木)

『持たない暮らし―お部屋も心もすっきりする』金子由紀子著、アスペクト

『持たない暮らし―お部屋も心もすっきりする』金子由紀子著、アスペクト

著者、金子由紀子さんは、総合情報サイトAll About「シンプルライフ」http://allabout.co.jp/family/simplelife/のガイドでもある。

目次
1章 持たない暮らしにシフトしませんか?
2章 すっきりした生活を楽しく続けるヒント
3章 “7つの習慣”で自然とモノが減っていきます
4章 お片づけ実践編―アイテム別処分の方法と増やさないコツ
5章 持たない暮らしはゆったりするものです

内容の要点を各章から拾ってみます。

-------------

1章
「持たない暮らし」だからといって、出家僧のようにストイックな生活を想像しないでください。「持たない暮らし」で持たないモノとは、次の4つだけです。
(1)自分の管理能力を超えるモノを持たない
(2)愛着を持てるモノ以外、持たない
(3)自然に還らない、あるいは、次の人に譲れないモノを持たない
(4)自分と、自分の暮らしに似合うモノ以外、持たない
なかなか捨てられないモノがあっても、これから持つものをこれら4つに限定することで、ゆっくりとですが、モノは減っていきます。

2章
持たない暮らしを気持ちよく続けるための「最低限の片づけ法」は、次のような感じです。
(1)床にモノを置かない
(2)食卓の上にモノを置かない
(3)モノを置くときは、揃えて置く

少ないモノで暮らそうとするとき、とりわけ大切なのは、「毎日使うモノの質を上げる」ことです。そのために、たとえば、
「タオルをお気に入りのものに統一すること」、「石鹸を自分で選ぶこと」をおすすめします。

3章
持たない暮らしの実践と、とても似ているものがあります。それは「ダイエット」です。...
モノに関しても、まったく同じことが言えます。
「出ていくモノの量が、入ってくるモノの量と同じであれば、モノは増えない」
「入ってくるモノの量が、出ていくモノの量より多ければ、モノは増えていく」
本当に単純な原理なのです。

毎日できる小さな習慣をひとつ身につけることで、トータルで膨大な量のモノが入ってくるのを防ぎ、出ていくのを助けてくれるのです。習慣にはモノと同等の力があるからです。 こういった小さな習慣もまた、2週間を目安に身につけていくものですが、その際、気をつけなければならないことがあります。それは、身につけようとする、あるいはなくそうとする習慣は、一度にひとつだけにするということです。つまり、2週間でひとつだけの習慣を、身につけるなり、捨てるなりしていくことになるわけです。...
たったひとつの簡単な習慣を、2週間続ける。そして確実に定着させる。
そしたら、また次の簡単な習慣を、2週間続ける。
これを繰り返すことで、あなたの生活にはびこっていた、ついモノを増やしてしまう困った習慣がなくなり、モノを増やさず快適に暮らすための習慣が定着していきます。
もちろん、2週間では身につかない習慣もあるでしょう。いったんは身についたのに、いつの間にか崩れてしまう習慣もあるかもしれません。 その時は、また最初に立ち戻って、さらに2週間、期間を延ばせばいいのです。それでもだめならまた2週間。 いくら時間がかかったっていいじゃありませんか。大切なのは、現実が変わることです。

持たない暮らしを確実に身につけるには、「いっぺんですっきり」よりも、「毎日少しずつ」「ひとつにつき2週間かけて」が向いていることは、ここまでに述べました。 では、どんな生活習慣を身につければ、持たない暮らしが実現するのでしょうか。 大まかに、次の7つが挙げられます。
1.    もらわない
2.    買わない
3.    ストックしない
4.    捨てる
5.    代用する
6.    借りる
7.    なしで済ます

4章
4章は、モノの処分の仕方が具体的に書いてあります。これを実行せずして、シンプルライフは実現できないというところでしょうか。

1章~3章前半と5章の”総論”には賛成だが、具体的な、”各論”(この4章と3章後半)には反対(というまでではないが、「いろんな意味で」自分にはむずかしそうだ)、というものは多い。この壁を乗り越えないと、雑然とした部屋は片付かないということか……

5章
ここまで、「持たない暮らし」のためにどうしたらいいのかを見てきましたが、そもそも、何のために、「持たない」のでしょうか?もちろん、身の回りをすっきりさせていろいろなわずらわしさから開放されるのがその目的ですが、ではなぜ、わずらわしさから開放されるべきなのでそうか?
 私は「人生の優先順位をつけるため」だと思うのです。
 たくさんのモノに囲まれていると、その中のどれかが、自分にとって大切なモノかがはっきりしなくなってきます。あれもやりたい、これもしたいと、手当たり次第に手を出していると、どれが本当にやりたいことなのか、やるべきことなのかがわからなくなってきます。しかし、言うまでもなく人生は有限で、私たちの能力には限界があります。...
 だから、優先順位をつけなければなりません。 私は、何がいちばん欲しいのか。 私は、何をいちばんやりたいのか。 そのためにはどうすればいいのか。
 優先順位をつけるということは、必要なもののために、不要なものを切り捨てるということです。本当に欲しいものを手に入れるためには、それ以外のものはあきらめる。本当にやりたいことのためには、それ以外のことはあきらめる。 そうすれば、欲しいもの、やりたいことのために、何をすればいいかがわかります。 目的が明確になるので、エネルギーが分散されません。...
 私もそうですが、たくさんのモノに囲まれながら、優先順位どおりに行動できる人は、そんなに多くないと思うのです。 なるべくなら、モノを少なくし、環境をシンプルにすることで、自分の暮らしを見渡せるようにする。そうすると、自分という人間が少し、見えてきます。 自分のことが見えれば、自分に必要なモノが何かもみえてくる。そのためにこそ、持たない暮らしが有効なのです。

-------------

わかっちゃいるけど、捨てられない、片付けられない、整理できない。結果として、身の回りに、モノが溢れて、探し物がみつからない、溢れているものを見ているだけでうんざりしてくる。
そんなことを、少しでも解決できれば……、と思い、読んでみました。
改めて言われると、そうだなと再認識するところも多いのですが、なかなか自分は実践できないものが多いです(”2週間を目安とした小さな習慣”のあたりから、つまずいているようです。ゆえ、今も、なかなか片付きません)


お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし
アスペクト
発売日:2006-12-01
おすすめ度:4.5

2008年12月20日 (土)

『起きていることはすべて正しい――運を戦略的につかむ勝間式4つの技術』(ダイヤモンド社)刊行記念 勝間和代さん講演会

9/16(火)開催の
第119回 新宿セミナー @ Kinokuniya
『起きていることはすべて正しい――運を戦略的につかむ勝間式4つの技術』(ダイヤモンド社)刊行記念
勝間和代講演会(「勝間式4つの技術」で運を戦略的につかもう)
に参加してきた。(ちょっと遅くなりましたが、予想通りというか、やはり記事を書くのは週末になってしまいました!)

司会は、ダイヤモンド社の編集者、寺田さん。
寺田さんは、これまでに3冊勝間さんの本を担当してきた。
 『グーグル化』(『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 』)
 『10年本』(『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100 』)(神田昌典さんと共著)
そして、今回の(勝間さん初の本格的な自己啓発書)
 『オレンジ本』(通称)

今回の講演では、舞台の都合上、プロジェクタが使えないので状況だったので、各自が配布されたレジュメを見ながら勝間さんの話を聞く、という形だった(通常の勝間さんの講演では、パワーポイントで作成の資料をプロジェクタで投影しながらのものが多いです)。

12/14(日)は勝間さんの40歳の誕生日だったそうだ(Happy Birthday!)。
去年、39歳の誕生日、2007/12/14は何をしていたかというと、『グーグル化』の発売日だった。『グーグル化』は、帯に勝間さんの写真を入れた最初の本になるのだが、予想以上に売れていますという連絡を受けたそうだ。それがきっかけで、(毎日放送の)「情熱大陸」の出演が決まったり、それ以降、(他の出版社の)本の帯にも写真が入るようになった。

紀伊國屋ホールは、400名強の人が入るのだが、このホールをいっぱいにできて、著者は1人前と言われていた。当時は、勝間さん1人では、このホールをいっぱいにする自信がなかったので、神田昌典さんに応援を頼んだ。

1年前(2008/01/28)は、神田昌典さんと2人でのトークショーをやったのだが、今日は、同じ400名強の会場を勝間さん1人で満席にできた、ということで、勝間さんは感慨深げでした。

ミクシィの「勝間和代コミニティ(?)」の勉強会が12/13に開かれたそうです。その参加者の方たちが、勝間さんの誕生日のために寄せ書きを作ってくれて、バイク便で送ってくれたとのこと。勝間さんは、これを見たとき、この1年間やってきてほんとうによかったな~、と感じたそうです。勝間さんは、じーんとしてました。(その話を聞いて、こっちもじーんときました。)
ミクシィは招待してもらえないと入れないんですよね? どんなことがmixiでは語られているのでしょうか? どなたか、私を招待してくれる方、いらっしゃいませんか。お願いします!]

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できれば、2009年12月にも、ここ紀伊國屋ホールにの舞台に立って進捗報告をしたい、と考えている。だいたいこういうことを考えていて、ここまで来ることができた、といった話がしたい。来年、やりたいと思っていることとしては、
 (1)日本を変えよう15の提言を実際に軌道にのせること。
 (2)Chabo! の活動をもう少し大きくすること。
 (3)海外への展開(韓国語や中国語でもメッセージを発信するなど)にも力をいれたい
こういったことについて、途中経過報告をしたい。

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□目次

1.この本が生まれたわけ
2.メンタル筋力の定義とセレンディピティ
 技術(1)―脳内フレーム120%活用法
 技術(2)―即断即決の技術
 技術(3)―パーソナル資産増強法
 技術(4)―勝間式人間関係の兵法
3.なぜ、メンタル筋力を鍛える必要があるのか
4.Chabo! の話

12/15発売のAERAでは、表紙と特集記事が組まれている。
 特集記事では、皆さんが悩んでいる、将来に対しどういうことが起こるか、について考えた。これら悩んでいることや迷っていることに対して、少なくとも勝間さんの今現在の知識や情報を総動員すると、こういうことが起きるのではないかと予測しているという話。それに対し、どのように動いていけば、なるべく、自分にとっての不運を運に変えられて、運を実力に変えられるか、そういう話をさせてもらっている。根底にあるのは、上記の技術(1)~(4)の4つの技術になる。

・1年の話を振り返りながら、『オレンジ本』の中身を皆さんと一緒に、1つ1つ解釈していきたい。

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□1.この本が生まれたわけ

・この本が生まれたのもセレンディピティ。
・発端は、2008/01/28の神田昌典さんと一緒にした、紀伊國屋ホールでのトークショー。
 このトーク中で、勝間さん自身は、あまり意識していなかったが、「起きていることはすべて正しい」という話をかなりしつこく、したらしい。それまで、会計とかビジネス書を書いていて、こういったメンタルは話は人前でしたことがなかった。
・寺田さんからの依頼は、こういうメンタルな話を、抽象論ではなく具体論に落とした形での自己啓発本を書いて欲しい、というものだった。
・自分が30歳前後の頃に、どういうことを悩んでいたか、ということを考えてみた。
・どうやったらメンタルでのいろいろなトレーニング(「メンタル筋力」)が、1)まとまった形で、2)わかりやすく、3)しかも自分でもできるのではないかというような形で、書いてある本というものは、ありそうなんだが、確かに無かった。
・総論(目標は紙に書かないといけない、優先順位はきめないといけない、何でも行動を起こしてやらないといけない、など等)がわかる本はあった。しかし、それがわかったからといって、明日何をやればいいのかとか、とかに答えてくれるものはなかった。どうやったら、現在の自分から上にあがっていけるのかという、階段を示さないと、そういった総論の話だけでは不十分だと思ったので、それに応えるために、この本を書いた。(ちなみに、その頃は『ライフストラテジー』は、廃刊だった)
・この『オレンジ本』は、ある意味、寺田さんとの共著とも言える。
・黒木瞳さんからの愛読者カードをもらった(「心の中でそう思っていたことが、書いてあって、心が強くなりました」といった内容のカード)。

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□表紙はどうやって作った?

セレンディピティ――「どうやって不運を運に、運を実力に変える」――の話のケーススタディとして、この本の表紙とこの色がどのようにして決まったのかについて話してみたい。
・通常は、本の装丁が主で、帯は従。
・でも、きこ書房の『史上最強の人生戦略マニュアル 』では、逆で、幅広の帯が主で、装丁が従。これが、今回の本の表紙と帯のヒントになった。
「迷ったときには、リスクの高いほうをチャレンジしてみよう!」、でも「無謀な、リスクはとるな!」
 ということで、テストマーケティングを実施。結果、3対1くらいで、無難な白色より、オレンジ色を推す人の方が多かった。
・帯の写真は、もともと小学館の『Oggi』という雑誌のために撮ったもの(北の丸公園?で)。それをデザイナーの石間さんがどうしても使いたいという話があった。でも、雑誌の発売から間がなかったため、本当は難しかった。そこで大事なのは、「(実際やりたいことがあったら)簡単にはあきらめない」こと。
「メッセージを妥協してしまうと、運はつかめない」
「ベストプラクティスは学べ」(よいことは具体的に取り入れる)
行動についてはベストを尽くす。
・この本は、初版で4.5万部だったが、追加で5万部+5万部刷った。

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□この本でいいたかったこと

とにかく誰にでも、運・不運はある。が、それを嘆いていてもしかたがない。なので、次の運につながるようにひたすら訓練をすることが大事
・ひとつひとつ、日常の行動における訓練が、私たちの運・実力を連れてきてくれると考えている。
・例えば、今日はのパワーポイントのスライドを使えない状況にある(これは1つのハンディである)が、そういう場合、聴衆の皆さんのお顔を見ながら話をするとどういうメッセージが伝わるのかについて学べるチャンスと考える。

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□2.メンタル筋力の定義とセレンディピティ

・セレンディピティとは、偶然の中から幸運をみつけ、それを実力にする能力(いろいろな偶然的な出来事をどうやって活かしていけばそれを必然にできるかという概念)
・セレンディピティは技術。
・どうやったらセレンディピティを起こせるかという技術を、「メンタル筋力」という言葉で定義した。
・スポーツ(身体)での筋力と同じように、メンタル(心)にも筋力があると思っている。例えば、言われたことをすぐやる、困難に対しても立ち向かえる、イヤなことがあったときも必要以上に落ち込まない、人に対していろいろな物事を考えられる、など等。
・このメンタル筋力を鍛える方法があると思う。それが、以下の4つのフレームワーク
 技術(1)―脳内フレーム120%活用法
  いわゆる潜在意識の活用法。
  例えば、買い物をするときに、それを買うと決める要因の5%は、言葉に表せる要因、残り95%は「なんとなく」(言葉に表せない、潜在意識)。
  いろんな形で、自分の頭の中の言語にできない部分をもっと活かそうとするもの。
 技術(2)―即断即決法
  決断力に時間を組み合わせた概念。
  スピード感があって、それでもそこそこ正しい決断というのをどうやってやっていけばいいのか。
 技術(3)―パーソナル資産増強法
  どれだけ経験を積んできたか、頼れる人がいるか、どれくらいお金をもっているか、など等。
  これをどうやったら強くしていけるか。
 技術(4)―勝間式人間関係の兵法
  なぜ、自分の潜在能力を最大限に発揮しなければいけないかというと、これは、ある意味、人に尽くすため。
  その人にとって自分が幸せを運べる存在であるというのはどういうことなのか、相手を幸福にできるとはどういうことなのか、ということを突き詰めていくと、上記3つの技術を持っていたほうがよい。
  結局、私たちの人間関係、コミニティ、といった単位で、どうやったら自分の実力を最大限に発揮でき、また、相手も自分もどちらも幸せになれるような人間関係を築けるか、というのが最後の最後での運と実力だと思う。仕上げの段階として、あるいは究極の目的として存在するのが、この兵法。

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□メンタル筋力が強い人の特徴

・黒木瞳さんはメンタル筋力が強い
・メンタル筋力が強い人の特徴
 *行動力がある
 *性格がよく応援したくなる
 *ディープスマート力がある
 *新しいことに興味が強い
 *すべてを客観視する習慣がある

・一言で言うと、自分に自信がある、ということ。自信があるからこそ虚栄を張らなくてすむし、非常に謙虚だし、周りの人にも優しい。
・一緒にいてすごく気持ちの人、オーラのある人。

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□技術(1)―脳内フレーム120%活用法

・目標をまず紙に書くこと、言葉に落とすことが一番大事。
・自分が視覚あるいは言語で認識できるものにしてしまおうということ。
・無意識でも常に覚えていられるように、手帳に書くなどして、頭に叩き込んでおくと。
・無意識で決められるのは目標があるから。その目標に従って自分の優先順位(優先順位配分で1番重要なのは、時間)により、自分の時間をどこに使うか、ということを無意識で考えながら、ずーっと行動していく。

 *ステップ1
  潜在意識と成長パスの関係を理解する(ホップ)
  (否定的な言葉は使わない)
 *ステップ2
  潜在意識を活用して自分のデータベースを強化する(ステップ)
 *ステップ3
  潜在意識の自分のデータベースを行動に活かす(ジャンプ)

・自分の頭の中で無意識のデータベースをたくさん作っていく。
 普段、見聞きして考えて行動していくことが大事。
 それは、行動した後の成功した失敗したという体験を私たちは無意識に覚えているから。
  何かやってみて成功したという体験というのは、繰り返す。
  何かやってみて失敗したということというのは、もうやらない。
  行動しない人は、失敗を恐れる人。
   行動しないことによって、失敗しなかったということに味をしめている。
  それを繰り返し行ってしまう。
   →自分で自分のデータベース(行動パタン)を強化する。
・ほんのちょっとずつの行動習慣の違いが、5年、10年後の大きな違いになる。

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□三毒追放はシンプルな潜在意識活用法

 *妬(ねた)まない
 *怒らない
 *愚痴らない

・「三毒追放」のシールも作った。(シールだけ別売りする?)
・とにかく、潜在意識活用法として、「三毒追放」は、ものすごくシンプルで、ものすごく効果がある。
・「三毒追放」を実践すると、問題解決思考になる。心の中で、どうやったらこの問題を解決できるかということを、潜在意識に取り入れたデータベースにスキャニングに行き、答えを出してくれる。その答えがいつの間にか行動に結びつくという、繰り返しになる。
・これはもう、やってみるしかない。やってみることでしか私たちにデータベースは貯まらないし、その演算結果というのは心の中に貯まっていかない。1つでも、2つでもやってみて、いい成功体験になると、それを繰り返そう、と意識が強化されていく。強化されることによってまた新しい気づきや幸運がやってくる。
この本の中で、「不運を運に、運を実力に」変える方法を1つだけ挙げてください、と言われたら「三毒追放」しか言いません。
・この「三毒追放」を実践するだけで、ものすごい効果がある。
・手帳に書く、シールを貼る、スクリーンセーバーに入れる、携帯の待ち受け画面に入れる、など。目に入るところに、かならず「三毒追放」があるようにして、徹底的に叩き込むことによって、いろんなことが変わっていく。
→結局、自分のコントロール手法でもある。これは、ものすごいプログラムの組み替え(考え方の違い)になる。これを1年365日、そして5年、10年とやった人と、それをやらない人の差というのは、ものすごい差になる。
・勝間さんは、33歳のときから始めて、まだ7年間しかやっていない。もっと早くから始めていればと思うこともある。

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□技術(2)―即断即決の技術

・思考法、そのもの。自分が正しい情報をなるべく手に入れて、それを数字や言葉に変換して、シンプルに考えて、結論をどう出すかということ。
・なぜ、ロジカルシンキング、ラテラルシンキングを学ばないといけないのか、情報収集法を学ばなければいけないのか、その手法を毎日磨いていく必要があるのか、それは、単純に、私たちの決断力をつけるため
・決断力をつけるために、私たちはうまくいくことしかやらないので、例えば、自分がが決断することによって、よりうまい状況になるということに味をしめた人は、どんどん決断するし、どんどん行動する。
・逆に、失敗する決断をする人は、なるべく、決断を先延ばしにする。
・なので、これは、ひたすら技術であって(というか、技術であるから)、技術さえ守れば必ずできるようになる。

 *その1 自分の強み・弱みを理解する
 *その2 フレームワークと「ラベリング」を活用する
 *その3 数字でシンプルに考える
 *その4 ラテラル思考で広げる
 *その5 ディープスマート力で深める

・なぜ私たちは、頭で考えて決断しないといけないのか。それは、私たちの行動力を決断力が規定するから。
・決断力のスキルが弱い人は、行動力が弱い。
・それは、成功体験という言葉で言ってしまえばそれまでだが、正確な判断を下せる人ほど、早く行動ができるから。

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□技術(3)―パーソナル資産増強法
・簿記をやっている人は、損益計算書と貸借対照表というのを知っていると思うが、それと同様で、私たちも貸借対照表(バランスシート)をもっている。人に対しての貸しもあるし借りもあるし、自分として蓄積してきた人脈もあるし、お金もあるし、実力もあるし、など等。
・バランスシートが大きい人ほど、例えば、お金をたくさん持っている人ほど、リスクをとることができる。そして、リスクをとることによって、費用対効果が大きいものを得られる確率も高くなり、自分のお金を増やすこともできるようになる。その繰り返し。自己増殖。
・自分で5時間考えてわからないことが、人に聞けば5分で解決するということはよくある。すると、5分で教えてくれる人をどのくらい知っているのかということが、自分のバランスシートになる。自分が知っている人が多ければ多いほど実力を発揮しやすくなり、実力を発揮すると、頼ってくる人、また、自分が頼れる人が多くなってくるので、また、資産が増えるということになる(倍々ゲーム)。
・お金にしろ人脈にしろ、自分のバランスシートを意識しながら、どうやって貯めていくのかということを考えていく。貯める方法というのは、基本的には1つしかない
それは、自分メディアを通じた経験(「読書」という「疑似体験」を含む)
・自分で行動して、考えて、その結果を、私たちの無意識というデータベースの方に記録をして、そのロジックを1つでも2つでも多く、貯めていくことしかない。その結果、こうすればいいんだということがわかってきて、実際に、これが、無意識でできるまで高めた技術までなったものが、ディープスマート力 になる。
・とにかく、なるべく行動して、自分の経験をして、それをお金や人のつながりにして、そのお金や人のつながりをもう一度、惜しみなく、自分がやりたいこと、考えたいこと、決断したいことに投資をして、さらに自分の将来を広げていくということが幸運への近道になる。

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□技術(4)―勝間式人間関係の兵法

・要は、応援団をつれてくる技術。
結局、その人と一緒に居たいか、その人と一緒に行動したいのか、その人と一緒に働きたいのか、そこに尽きる
・ただ、その時に、結局、どのくらいその人が、一緒にいて、私たちの今までのデータベースの経験から演算して、逆算をしたときに、「この人と私って、一緒にいると、もっと自分が将来運がよくなって、幸せになるんだ」というのを計算するものだ。計算をして、大丈夫なんだということを理解して初めて、その人と人間関係を構築し始める。ただ、そのときに、私たちも必ずしも、その判断というのは正しいというわけではなくて、私たちの頭の中は2段階(お試し期間とインナーサークル)に別れている。お試し期間の関係があって、そこでちょっとお試しをしたときに、この人は、私のインナーサークル(内的世界)に入れてもいい人なんじゃないかな、と思う。いい人なんじゃないかなと思う人をインナーサークルの方に上げてもらうのが一番大事。インナーサークルの方に上げてもらうと、もう損得勘定抜きになる。相手も、何かの時にはこちらを信頼してくれる。
・ただ、インナーサークルと呼んでいる上位の世界と、お試し期間という下位の世界の壁は、かなり薄くて、裏切り(失敗)は、2回までは我慢してくれるが、3回やるとたいてい下に落ちる。ある意味、失敗は2回までしか許されない。

広がりの輪を何人増やせるか、どこまでの人の幸せを自分の幸せとして理解できるか、というのが究極的な、自分の「不運を運に、運を実力に変える」技術だと思っている。そのために私たちは、普段、自分で経験もするし、たくさん物語りも聞くし、人の話も聞くし、疑似体験もする。多様な人と触れ合う必要があるし、多様な経験を積む必要があると考えている。

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□3.なぜ、メンタル筋力を鍛える必要があるのか

・私たちは、これまで数えられない人たちに支えられて生きてきたと思う。そして、これからもそうだと思う。一方、私たちはどうやって1人でも多くの人、相手を支えられるのか、を考えないといけない。相手を支えるためには筋力がないといけない。その筋力をつけるためには、さまざまなトレーニングを行って自分の専門能力を磨き、1つでも2つでも多く、自分の資産を貯めていくことが必要。そして、その資産を活かして、相手のために貢献するということを繰り返していくことが、結局は、相手の幸せであり自分の幸せになると考えている。そのために、メンタル筋力を鍛えるということをお勧めしたい。
・勝間さんが言っていることがすべてと考える必要はない。勝間さんの人生の経験のことを言葉に表すと、こういうことだということを示しているだけなので、どんどん、皆さん自身で経験しながら、勝間さんはこういっているけど本当はこうではないかな、と修正したり、この辺は、ぜんぜん言っていないことだけどもっと追加してみよう、みたいなことで、自分の規律を1つ1つ作り上げて欲しいと思っている。

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□4.Chabo! の話

・2008/5月~10月末の5ヶ月で、約2,100万円集まった。
Chabo!の会で300万円強。
・11月、12月分も含めると、トータルで、3000万円位になると思う。

[白黒でしたが写真もあって、先日の勝間さんの「南スーダン訪問」の紹介がありました、こちらこちらも参照ください。(補足としては、下記のことがありました。)]

・トイレに行く習慣を教えることが、けっこう大変だった。彼らは、トイレを使う習慣がないから(自宅にトイレがある家は10%程度しかない)。
・こうした支援の結果が見えてくるには時間がかかると思う。5~10年後を信じて支援を行っている。
・どれくらい先まで、どのくらい遠くの人まで、その相手に対しての幸せを自分の幸せと思えるか、ということが、私たちの幸せの総量を決めるのだと思う。

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□まとめ

私たちが一番幸せを感じる時というのは、結局、相手を喜ばせたときだと思う。
・自分自身が、自分で幸せだと感じるのは、回数も限られるし、せいぜい今日はおいしいものが食べられたとかの程度の身近な幸せしかない。そういう幸せは、ある意味、日本人である私たちはかなり満たしてしまっている。だからこそ、先進国の人たちは不幸せ。自分たちの幸せは、生まれたときから、ある意味あたりまえに存在してしまうので。
・なぜ、私たちは、食べるものや着るものに困ることは無い、という幸せな状態にあるかというと、そういう幸せを得られない人を幸せにするために、そこまでの幸せを先人の日本人が私にくれているのだと思う。なので、1つでも2つでもいいので、自分の後輩に対してどういうメッセージを発していくのかを考えることが私たちの役割だと思っている。
・皆さんは、スーダンの子供たちに比べたら、既にものすごく大きな資産をもっている。その資産を1つでも2つでも大きく活かして、自分ももっともっと幸せになる必要があるし、そのためには周りの人を幸せにして欲しい。そのためには、自分の専門的なスキルを磨いて、他人が喜んでくれる能力を1つでも2つでも多く身に付けていくということが、結局、いろんな幸運を自分に引き寄せる能力だし、その幸運を使って、さらにそれを自分の実力に変えるという力だと思っている。

15

[この後は、20分ほど、勝間さんと会場の皆さんの間でのQ&Aがありました(詳細は省略)]

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その後に、サイン会がありました。
当日購入の『オレンジ本』にサインを頂いてきました。
本を読むのはこれからです(ちょっと、その厚めですね)。

☆今回、ブログのSさんと初めて会えました(初対面は緊張しますね)。Nさんはすでに面識があったようで、当日は、Nさんに紹介してもらう形になりました。ありがとうございました。

ちょっと長文になりました。最後まで、読んでいただきありたとうございした。

2008年12月14日 (日)

勝間さんのスーダン訪問、「サキヨミ」で放映

勝間さんのスーダン訪問の内容が、本日12/14(日)22時からのフジテレビ「サキヨミLIVE」で放映された。Chabo!の会トークショーで、勝間さん自身のから直接その話を聞いていたのだが、その手段は、パワーポイントとスチル写真。一方、テレビは、当たり前の話だが、解説付きの動画。より直接的に、直感的に、スーダンの状況を知ることができた。

「百聞は一見にしかず」。この言葉は、実際にスーザンに行ってきた勝間さんたちが使うのが適当な言葉であろうが、私たちもTV視聴者も、使わせてもらってよい、かな?。

Chabo!JENも、テレビの全国放送で、より多くの人に知られることになったと思う。

『ノ-ト&ダイアリ-スタイルブックvol.3 (エイムック 1625)』枻(えい)出版社

「趣味の文具箱」という雑誌の別冊として、2006年から年1回のペースで刊行しているそうです。

文房具、けっこう好きです。なので、こだわりの文房具をコレクションしているということはありませんが、伊東屋や東急ハンズに立ち寄るのも楽しみです。

このムックでは、ノートや手帳をいろいろ取り上げていて、また前頁カラーなので、見ているだけで(文房具店を訪れるように)、楽しいです。

ノート&ダイアリースタイルブックvol.3 (エイムック 1625)
エイ出版社
趣味の文具箱編集部(編集)
発売日:2008-10-20
おすすめ度:4.5

2008年12月13日 (土)

東洋経済新報社『私をつくった名著人生を変えた1冊 黄金のブックガイド』刊行記念~高野登さん×勝間和代さんトークショー

12/10(水)丸善丸の内本店で開催の、東洋経済新報社『私をつくった名著人生を変えた1冊 黄金のブックガイド』刊行記念~高野登さん×勝間和代さんトークショー に参加した。

1.スーダン訪問報告 by 勝間さん

最初20分ほど、11月の勝間さん他のスーダン訪問の報告。前回(Chabo!著者と読者の集い」)での報告とほぼ同じ。でも、今回は木山さんからの話はないということもあって、勝間さんの話は前回よりはもう少し詳細にされていたように感じた。

・スーダンはどこにある国か、各自、地図帳で調べておくように、という宿題は今回も出た。
・世界約60億人のなかで
最底辺の収入の低い10億人の人々はどういうことで困っているのかなどが書かれた『最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か? 』は、スーダンなどを理解するのに役立つ。
・スーダンは、アフリカの内陸国で8カ国と国境を接している。
  →・紛争の元
   ・貿易とインフラにすごくお金がかかる
・国土が広く、人口密度が低いためインフラの整備にお金がかかる。
・スーダンは、北スーダンと南スーダンに分かれていて、北スーダンは普通の国だが、一方、南スーダンは大貧困国。
・南スーダンは、インフラが無い、産業が無い、学校が無い、...、無い無いづくしの国。
・「自立支援」→教育が一番効果的。識字(リテラシー)がないと、抽象的な思考、高度な思考ができない。
・学校を建てる前に、まず、衛生面から、井戸とトイレの普及が最優先。
・なぜ助ける必要があるのか?→困っているときはお互い様。今、余裕がある日本は支援を必要とする他国を支援するのがつとめ。日本も、いつ、なんどき、大災害などで、支援を必要とする国になる、やもしれないのだから。
・支援は、費用とみなすのではなく投資とみなしていこう。
・なぜNGOが必要か?→国連と政府だけに任せると(競争相手がいないので)、無駄遣い多くなるなど非効率だから。

この後は、写真を使って、スーダン滞在時の様子の説明があった。

・今回の訪問は、井戸の水質検査などが主な目的。実際に井戸ができるのは来年3月。
・次回は4/13に、スーダンを訪問の予定。
・この内容は、12/14(日)22時、フジテレビのサキヨミで放映予定(後半の15分間くらい)。
・スーダンだけでなく、この後は、スリランカも支援する予定。なので、スリランカにも、近いうちに行く予定。

2.高野さん×勝間さん の対談

・高野さんの、Chabo!に入るきっかけは?
→1)勝間さんの魅力!?、2)スーダンなどの海外支援をしている勝間さんに興味があって、3)今年2月の名古屋での勝間さんの講演を聞いて、難しい話をすごくやさしくわかりやすく話すそのバランスのよさに魅力を感じて。

・高野さんが実現できた夢、を教えてください。
→ホテルスクール('74年卒業)に行っているときに、'73年にアメリカに行って、アメリカのスケールの大きさに腰を抜かして、このアメリカで生きてみたいと思ったこと(できれば、ホテルで)。

高野さんはその夢を、どうやって実現しましたか?
→学校の先生他、だれかれ、かまわず、「アメリカに行きたい、アメリカで仕事をしたい」と話しまくっていた。そしたら、当時の文部省が、(高野さんの地元のである長野県の)北野建設がニューヨークにホテル北野を出すという話を持ってきてくれたのがきっかけ。
夢を実現するコツは、「夢を語ること」、「夢を周りの人に話しまくること」、「夢をイメージ・頭の中でビジュアル化すること(高野さんの場合、アメリカで働いている自分を頭の中でイメージし続けていた)」

・高野さんは何でも頭の中でビジュアル化していた。例えば、アメリカのホテルで働いていたときも、お客さんが何を望んでいるかをイメージするようにしていた。そのイメージする材料をたくさん得るためには、多くの経験を積むことと、あとはひたすら本を読むこと本を読むこと(読書)は、疑似体験ができるものだから。

JENでクレジットカードで寄付できる仕組みを作ってもらった。1口、1000円から寄付ができる。

・JENで働いたいる方々などは、「高学歴ワーキングプア(!?)」状態なので、NGOで働いている方々にもっとよい待遇を受けら得るようにしていきたい、というのが勝間さんの目標の1つ。
→そのためには、寄付金がもっと集まるようになればよい(一般的に、NGOでは、寄付金の2割が人件費に、残り8割が事業費に使われる。なので、寄付が集まらないと、人も雇えないし、無理に雇うと、待遇(給料)に悪くなってしまう。)

・日本では、アメリカに比べて、寄付の文化が根付いていない。日本の個人寄付の規模は、アメリカの1/100程度しかない。

・勝間さんは、テレビ番組を企画中(4月スタートをめざしている)。

・高野さんは、アメリカで働くという夢がかなったあと20年間何を続けてきましたか?
→目標を紙に書いて貼っておいて、それを毎日見る、というようなこともやった(プラザホテルに入りたかったときに、8年間そういうことをやっていた)。最近は、「生活する」ということと「生存する(生かされている)」ということを常に意識しながら生きている(20代後半に読んだ、中村天風先生の影響かもしれない)。「生活する」というのは、自分の力でできるが、「生存する」というのは自分ひとりの力ではできない。周りに感謝をしながら生きることが大事。歳を経るにつれ、自分は周りと繋がっていたいと思うようになってきた。

・高野さんの著書『サービスを超える瞬間』は、大学生や社会人になって1年目、2年目の人を読者に想定して書いた。今回の『絆が生まれる瞬間』は、20歳後半から30歳位が、高野さんが想定している読者。 

・「異文化コミュニケーション」と言ったとき、高田さんの原点は、薬師寺の高田好胤(たかだこういん)さんの『手を打てば はいと答える 鳥逃げる 鯉は集まる 猿沢の池』という歌。

・高野さんは「勝間さんの講演、著作での、コミュニケーション力、伝達力はすごい。勝間さんの書かれる言葉は、言葉の粒子がすごく細かい。だから、難しいこと、難しい内容でもすーっと身体に入ってくる。自分だと言葉の粒子が粗いのでそうはいかない。それは、ホスピタリティと言える。」と思っている。

3.Q&A

・Q:お二人の、今後の夢を教えてください

・高野さん:カリフォルニアのサンフランシスコの北のナバというところで友人とぶどう畑をしているのだが、そのぶどう畑でとれたぶどうで作ったワインに自分たちで作ったラベルを貼って、気のあった仲間と飲むこと。できれば、1ヶ月ぐらいのゆっくりとした船旅をしながら。
・勝間さん:短期的な夢は、都道府県を全部まわること。中長期的には、国連に加盟している170カ国ぐらいのうち、100カ国ぐらいは行ってみたい。今まで、既に30カ国くらいは行ったことがある。

・あと、お二人から質問があった(が、省略)。

★今回は、対談(トークショー)ということだったが、前回(Chabo!著者と読者の集い」の続きというか、(野球のゲームで言えば)延長戦のような感じだった。パネリストが高野さんと勝間さんで、ファシリテーターが勝間さんという感じだった。
 勝間さんは、何度が講演会などでお会いしたことがあるが、高野さんは今回が初めてだった。ホテルでの営業がお仕事だからということもあるだろうか、とても好印象。笑顔がいい、話し方・声色もいい!(年上の男性にこういう表現が適当かはちょっと?だが)


2008年12月 7日 (日)

第1回 Chabo!著者と読者の集い 『Chabo!著者が教える 夢を叶える私の方法』

 12/4(木)、かつしかシンフォニーヒルズ(モーツァルトホール)で開催された「第1回 Chabo!著者と読者の集い
『Chabo!著者が教える 夢を叶える私の方法』」に参加した。

司会は、(株)監査と分析 の上念さん。

1. Chabo!活動報告
1.1 勝間和代さん
・11/10~11/21、勝間さん、木山さんがスーダンに行ってきたところ(その様子は、12月14日(日)フジテレビ「サキヨミ」で放映予定だそうです)。まず、それについての報告が、写真をまじえながら行われた。ちなみに、今日の、このイベント(「第1回 Chabo!著者と読者の集い」)でスーダンに井戸が2本掘れる(また、発売中の『黄金のブックガイド』を購入してもらえば、また、井戸が何本か掘れる)そうだ。
・Chabo!の寄付は、10月末現在で約21.5百万円集まった。今年は、スーダンとスリランカの支援に使われる予定。・スーダンの中では北スーダンと南スーダンで内戦をしてい。貧困なのは、南スーダン。
・自立支援を行っていく(国だけでは不十分な部分をNGOで補っていく)

1.2 木山啓子さん(JEN代表)
・JENとは、
 世界中の人々が、平和で幸せな暮らしを送れる様に、自立を支えていく活動。
 →これまでに、23の地域、142万人を支援。
  年間執行予算 5億9千万円(2007年度)
  スタッフ 約81名
     (=国際スタッフ21名+現地事務所約60名)
  JENの事業:自立を支える活動・1人1人は等しく尊い


2. Chabo!著者が教える 夢を叶える私の方法
・第1部 パネリスト
 久恒啓一さん、山田昌弘さん、竹川美奈子さん
・第2部 パネリスト
 神田昌典さん、和田裕美さん、勝間和代さん
 
いろいろな方から、いろいろな話が出たが、多くの方に共通していたのが、
夢・目標・やりたいことなどは、
 ”周りの人に話しておく”・”紙に書き出しておく”
 と実現しやすい
」、ようだ。
特に徹底していたのが、久恒さん。30年計画なるものを作っていたそうだ。これは、できるできないにかかわらず、とにかく、希望を書いておくというもの。振り返って見ると、実現しなかったこともあるが、意外と実現していることもあるとのこと。

それから
夢・目標は、必ずしも、”すぐ”には実現しない。
 それまでは、信頼関係を構築していくとか、目の前の仕事を1つ1つこなしとていくような、
 地道な”継続”が必要
」ということ。
 
今回のイベントでは、出演者の半数以上の方は、初めて直接お目にかかった方だったのだが、その中で、私にとって一番インパクトがあったのが、神田さん。名前は著作で知ってはいたが、直接、お話を聞いたのは今回が初めて。パネル討論という形式だったが、第2部では、和田さん、勝間さんにはあまりマイクは渡したくない、とても饒舌な方、という印象。また、話し方、話す内容は、私たちをグイグイひっぱていくタイプ。また、神田さんのセミナーなどないのでしょうか。あるなら是非とも参加して、もっと話をじっくり聞いてみたい(と思うほどだった)。


それから、神田さんが、引き出してくれて再認識したのだが、Chabo!は、始めてまだ10ヶ月。たったこれだけの期間で、これだけ応援してくれる人ができて、スーダンに井戸が3つ(+今日のイベントで2つ)できるようになった。


★おまけ★
開演前のロビーで、干場さん(ディスカヴァー・トゥエンティワン社長)に似ている人が目の前を通ったので、思わず「干場さんですか?」と声を掛けてしまった(思わず声を掛けてしまった”自分の行動”に自分でびっくり)。一方的に知っているだけ(以前の講演会で司会をなさっていたのとブログでの写真でお顔を拝見したことがあるだけ)なのだが、快く笑顔で対応して下さいました。今日は、主催者側ということではなく、お客の立場なので、という感じのことを言われていました。ちょっと言葉を交わしただけですが、”あの”社長さんと話せて記念?になりました!

それから、前にセミナー/ブログで知り合った人たちともまた会えてよかったです!


<参考リンク>

勝間和代 株式会社監査と分析 - 第一回 Chabo!著者と読者の集い

Chabo!(チャボ)- 本で、もっと、世界にいいこと。 | Chablog! / 第一回 Chabo!著者と読者の集い 『Chabo!著者が教える 夢を叶える私の方法』募集のお知らせ

Chabo!(チャボ)- 本で、もっと、世界にいいこと。 | Chablog! / スーダンに行ってきました!!

Chabo!(チャボ)- 本で、もっと、世界にいいこと。 | Chablog! / 今回のスーダン訪問一行です

<参考図書>

 

2008年12月 1日 (月)

『ゴーン道場(朝日新書 143)』カルロス・ゴーン著、朝日新聞出版

目次
1 部下・上司を育てる
2 新人を育てる
3 女性社員を育てる
4 ビジネスのプロを育てる
5 国際人を育てる
6 リーダーを育てる
7 子どもを育てる
8 家族を育てる

朝日新聞の土曜版の「be」だったと思うが、これに連載されていたコラム(2007/9月~2008/9月)を新書としてまとめたものが本書。日産自動車をV字回復に導いたカルロス・ゴーン社長の書いたものということで、新聞でも、たまに読んでいて面白かった覚えがある。

このコラムは、読者から寄せられた質問にゴーン社長が答えるというQ&Aのもので、書籍化にあたっては、上記の様に、8つの章にカテゴライズされた。1~6はビジネス関係、7、8が家庭関係。約7割のQ(Question)がビジネス関係で、残りが家庭関係である。

1つ代表的なQ&Aを取り上げてみる(かなり掻い摘んで)。
Q:モチベーションを上げるための基本条件とは?
A:モチベーション(motivation)は会社が成功するための基本的な要因だが、これを上げるのは難しい。その基本条件として挙げられるのは、まずは、「共感能力(empathy)」(心の通い合いのようなもの)。そしてコミュニケーション、公正な評価、明確なビジョンなど。

共感能力(empathy)」は、ゴーンさんのひとつのキーワードのようだ。

経営者のゴーンさんに、ビジネス関係の質問が多いのは納得いくところだが、家庭関係(7章、8章)も結構興味深い。日産のV字回復を果たし、コストカッターなどの異名も持つゴーンさんが、仕事一辺倒ではなく、意外にも(?)家庭を(奥さまを、子どもたちを)大切にしているのがわかる。子煩悩ぶりも、垣間見れる。

ゴーンさんは家では仕事の話はしないそうだ。これもちょっと意外。少ない時間でも、仕事はこっちに置いておいて、家族と過ごす時間を大事にする。それで、逆に仕事も頑張れるのかもしれない。

もうひとつ、すごいなぁ(というか、うらやましく)思ったのは、ゴーンさん(とゴーンさん一家の人たち)は、フランス語、英語、ポルトガル語など何ヶ国語も操るマルチリンガルだということ。(自分は、英語さえもそこそこなので。)

参考になることが、満載のQ&A集です!

ゴーン道場 (朝日新書)
朝日新聞出版
発売日:2008-11-13
おすすめ度:5.0

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