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2009年4月12日 (日)

『ほぼ確実に世界の経済成長があなたの財産に変わる最も賢いETF海外投資法』北村慶著、朝日新聞出版

目次
1 今後5年で伸びる海外市場はここだ!
2 流行のBRICsなど新興国への投資は本当に大丈夫か?
3 “インベストメント”で世界の経済成長の果実を手にしよう!
4 誰にでもできるグローバル「分散」投資法
5 自分流の国際分散ポートフォリオを作ろう!

もう1冊ETF投資の本を読んでみました。今回は、おススメETFの銘柄、株式の投資配分について中心に見てみたいと思います。

■7つの厳選海外ETF

数あるETFのなかから本書でお勧めの厳選7本のETFは次のもの。

(1)世界の先進国株式市場全体に連動するETF
 日本を含む先進国23カ国の時価総額の60%をカバー
 「リクソーETF・MSCIワールド」
 (香港証取、ティッカー2812.HK) 信託報酬0.45%

(2)世界の先進国全体から日本を除いた22カ国の株式市場に連動するETF
 「iシェアーズMSCIコクサイ・インデックス・ファンド」
 (NY証取、ティッカーTOK) 信託報酬0.25%

(3)アメリカの株式の市場に連動するETF
(3-1)「スパイダース」
   (米国AMEX、ティッカーSPY) 信託報酬0.0945%
(3-2)「iシェアーズS&P500 インデックス・ファンド」
   (NY証取、ティッカーIVV) 信託報酬0.09%

(4)アメリカを除く先進国の先進国株式市場全体に連動するETF
 「iシェアーズMSCI・EAFEインデックス・ファンド」
 (NY証取、ティッカーEFA) 信託報酬0.34%

(5)世界の新興国・発展途上国の株式市場全体に連動するETF
 「iシェアーズMSCI エマージング・マーケッツ・インデックス・ファンド」
 (NY証取、ティッカーEEM) 信託報酬0.75%

(6)世界の債券市場全体に連動するETF
 「iシェアーズ・リーマン債券総合ファンド」
 (NY証取、ティッカーAGG) 信託報酬0.24%

■3つの基本ポートフォリオ

「株式」への投資についてですが、「国内株式」と「海外株式」の割合をどうするか、という検討すべきポイントがあります(p196)。本書での見解は、「唯一絶対の正解はない」としつつも、大多数の個人投資家があてはまるであろう「3つの基本ポートフォリオ」を提示しています。あとは、これを各人の置かれている状況に応じて、アレンジしていくことを勧めています。

(1)基本ポートフォリオ1
国内株式50%、海外株式(先進国)50%、海外株式(新興国・発展途上国)0%
このポートフォリオは、過去の統計データから得られたリスク・リターンの最適化計算に基づき(p199)、株式への投資のうち、国内株式に50%、海外株式に50%の資金を配分するもの。また、海外株式については、政府年金投資ファンド(GPIF)や企業年金と同様、先進国株式のみを投資対象とする。

(2)基本ポートフォリオ2
国内株式15%、海外株式(先進国)85%、海外株式(新興国・発展途上国)0%
投資対象は、基本ポートフォリオ1と同様に海外株式は先進国のみを投資対象とするが、国内株式と先進国株式の比率を、時価総額ベースとするもの。

(3)基本ポートフォリオ3
国内株式10%、海外株式(先進国)70%、海外株式(新興国・発展途上国)20%
投資対象を新興国・発展途上国の株式まで広げ、「国内株式」「先進国株式」「新興国株式」への投資比率も、全世界の時価総額と同等にするもの。つまり、ほぼ地球全体の経済の複製品を創るという考え方のアセット・アロケーションを行うもの。

(ちなみに、カンさんの本(p100)では、もう少しリスクをとった「(日本を含む)先進国株式50%、新興国株式50%」を提案しています。)

上記の基本ポートフォリオをベースに、前述の厳選海外ETFあるいはTOPIX連動型ETF(東証、ティッカー1306)を購入することで、自分のポートフォリオを実現することができます。これらのETFは楽天、SBI、マネックスなどの証券会社から購入可能(銘柄ごとに取扱い証券会社は異なるので注意は必要)。

ここでは、株式投資についてのみ書きましたが、本書の中では、株式への投資だけではなく、海外債券などもポートフォリオに組み入れて分散投資すべきと書かれています。


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コメント

haruさん、こんばんは。

またもやETF関連の情報をありがとうございます!

最近、景気の底入れか?などと言われるくらいに
株価の方も上がってきていますが、実体経済の方は
相変わらず暗い話題の方が多いですよね。

こんな時代だからこそ、経済の大きな流れを
つかんで、投資先やポートフォリオを考えなければ!と
思っていはいるのですが、なかなかインプットも
アウトプットも追いついていないのが
現状だったりします・・・(汗)

先ずは、前回の本と今回の本を読んで
ETFの勉強を始めますね。

情報をいつも、ありがとうございます。

>ペンギンオヤジさんへ

コストを考えると、アクティブ投信より、パッシブ投信(インデックス投信)。そして、インデックス投信より、更に、ETFかな、と思います。ただ、放っておけば、月々1万円ずつ自動積み立てというわけにはいきません。「自分で能動的に買う」という”動作”を、”行動”を起こさないといけないので、投信より、ちょっとだけ、敷居が高いかな。

2冊読んでみて、同じような内容でダブルところも多々ありますが、著者の投資への思い(嗜好、といってもいいのかも)があるので、そのあたりは自分流にアレンジするときに参考になります。

「読みやすさ」の点から言えば、カンさんの本が読みやすいので、読まれるなら、先に、カンさんの本を読んでからの方がよいと思います。

いつもありがとうございます。

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