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2009年9月21日 (月)

『ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。』マイク・マクナス著、ヒユーイ陽子訳、ヴォイス

目次
第1部 あなたのワクワクに宿る奇跡の力
第2部 誰もが信じているウソ
第3部 ソースを実行するための、六つの方法論
第4部 人生の方向性と仕事とお金
第5部 ワクワク人生を生み出す四つの条件
第6部 ソースの車輪

まず最初に、このように書かれています。

「ワクワクという名の機関車」は、あなたの人生をパワフルにドライブさせ、魂が真に喜ぶ、人生の本質へと至らせる

サブタイトルの

あなたの人生の源はワクワクすることにある。

とともに、この本の内容を端的にあらわしている文です。

そして、キーワードとなる「ソース」については、次のように書かれています。

この内なる炎を点火する秘密を解き明かしたいと、私はこれまでの35年間をついやしてきました。この秘密を私は、「源」という意味で「ソース」(Source)と呼んでいます。「ワクワクの原泉」であり「生きる意欲の源」、「奇跡の泉」だからです。本来の自分に戻って、子供の頃に感じたような生への意欲を取り戻し、人生の真の目的を見出すための方法論です。ソースとはその人の心の扉を開くカギです。

ソースはその人の本質へと導いてくれます。秘密を解くかぎとなる一連の質問に答えることを通して、人は心の奥深くに潜む欲求に気づき、そうした欲求をすべて満たす方向へ人生を変えていきます。人生のあらゆる面において自分のワクワクの源泉を見つけることは、1回きりの作業で終わるわけではありません。この作業をつづけていけば、人は可能な限り最高の生き方をすることができます。

本編の中で、何回もでてくる「ソース」。ちょっと実態をつかみにくい感じもありますが、「はじめに」の中では、「ソース」を上記のように定義しています。

また、「ワクワク」については次のように書かれています。

私たちは世間の目を気にし、直感を無視し、独創的な発想を抑え、のびのびとしたおおらかな行動や本当に自分らしい生き方をしてきませんでした。この代償はとても大きく、本人だけではなく社会も損失をこうむっています。私たちは自分の心をを満たしてくれない生き方を選んだ結果、人生に不満を感じ、いらだっています。 そうした生き方を変えるには、自分のワクワクを追求すればよいのです。 ここでいうワクワクとは、自分の中に自然にわき起こる好奇心のことで、「その人らしさ」を形成するものです。通常は、理性や言い訳の陰に隠れて無視されている部分です。こうした好奇心や内なる衝動を誰もが心の中に持っています。なぜならすべての人生に意味と目的があり、人は誰でも意義のある人生を送りたいと願っているからです。

本当の自分を見つけたいなら、自分のワクワク、子供のような好奇心を追いかけていけばよいのです。こうして生まれながらの興味や好奇心を軸にして生き方を設計していくと自分のソースにたどり着きます。つまり仕事をはじめとするあらゆる情報や人間関係が生まれる以前の、奇跡の泉にたどり着くわけです。ソースを奇跡の泉と呼ぶ理由は、理性や左脳の論理では説明できないような結果がそこから生まれるからです。ワクワクを追求すれば、あなたの心は必ず満たされます。

また、この本について、次のように書かれいます。

本書は、新しい考え方を使って自分の人生を変えたいと望む人や、自分の心を突き動かすものを発見したいと願う人のために書かれた本です。

「人生」について、「生き方」について、今、ちょっと迷いのある自分には、こんなタイミングでこの本を手にするというのは、ちょっとシンクロニシティかなとも思えます。

本書の第二部では、多くの人が信じている社会通念をひとつずつ見直し、誤りを指摘していますが、そのなかで心に残るのは次のところです。

「人が取るべき責任ある行動はただひとつ。自分が心からしたいことをすることである。それが人生で最も責任ある行動であり、その人が負う最高の責任である」

もっとも責任のある生き方は、自分が大好きなことを見つけ、それだけを追求することです。 なぜなら自分の心を燃え立たせる行為は、心の奥深くにある魂の望みだからです。生まれながらのワクワクをはぐくみ育てるのが、大切であり、責任の最高の形です。自分が夢中になれることをしていると、奇跡的な力が呼びさまされてきます。この奇跡の力を生かすことがもっとも責任のある生き方なのです。 私たちのワクワクは生まれつきのもので、それには存在意義があります。 自分のワクワクに気づき、それを十分に生活の中で生かしきり、最終的にはそれを使って社会や人類に貢献すること。それがこの世に生を受けた、あなたの存在意義なのです。

それから、

幸せな人たちに幸せの秘訣を聞くと、好きなことをしているだけですよ、と答えます。ただ、それだけのことです。何もむずかしいことはありません。 したがって、適正のあるなしはまったく関係ありません。大切なことはただひとつ。自分をワクワクさせることや夢中にさせてくれるもの、幸せな気持ちにさせてくれるものをいちずに追い求め、実行することです。そうすれば、その他のことは自然にうまくいくのです。

また、

「私たちにとって最善の行為は、決断をぐずぐず先に延ばすことだ」

という言葉にも、ハッとさせられました。今までは、何事も早く決断しないといけないという、ある種のとらわれがありましたが、それに対して次のように書かれています。こういう考え方もあるのか、と目から鱗です。

決心をぐずぐず先に延ばすのは、ものごと進行過程においてすこぶる自然で必要なことです。悪いことではありません。私たちがぐずぐずと決断を先に延ばしているとき、実際は、潜在意識が情報を収集して、次に起こる事態に備えて準備をしているのです。ぐずぐずしているように見えるとき、人はその実、無意識化で情報を処理しているのです。人生という方程式の一歩先を解こうとしているわけです。そのとき人は、情報を集め、消化し、物事が明確になるまで時間をかせいでいます。ぐずぐずするのは、「時期が来ていないから待て」または「まだ行動の時ではない」というメッセージが潜在意識から送られてきたからです。

するべきことをしないでいると、怠けてヤル気がないように傍目には見えるでしょう。けれども本当の理由は、行動するために必要な情報や準備が整っていないからなのです。明確に状況を把握していないと、後で必ず問題が起こります。性急な行動やその場かぎりの行為は後で必ずめんどうを起こします。事態の本質を正確にとらえていないからです。状況をはっきりつかんでいなければ、固い決意は生まれないし、賢明な決断もできないはずです。

もうひとつ、目から鱗の考え方は、優先順位はつけるな、ということです。

優先順位はどこか無理があって、不自然です。経営学や一般の成功哲学ではものごとに優先順位をつけるように教えますが、人間の基本的なニーズである自己実現という面ではマイナスの効果しかありません。 優先順位の必要性を説く人たちにとっては、自分にとって一番大事なこおとから順番に優先順位をつけ、リストの一番上から実践するようにと教えます。自分のニーズ、プロジェクト、欲望やワクワクに順番をつけろ、というわけです。 しかし、このやり方をすると、リストの最後まで実行する時間はまずありません。ところがたいていの場合、リストの最後にあるのが一番楽しいことであり、心を満たしてくれることなのです。この点に問題があります。

ひとつのことをいつも優先させていると、かならず人生のバランスがくずれてきます。ものごとに優先順位をつける考え方は、人間がさまざまな要素からなる複合的な存在であることを忘れて、あたかも生産工場の機械の部品のようにとらえています。 いつも優先順位にしたがって生きていると、心の喜びが分からない人間になり、人生の重要な決断をする際に多面的に考える能力を失います。そのような状態ではその人にとってベストの選択は生まれないでしょう。

長くなってしまいましたが、もう1つ、今までの自分の常識とはちがう新しい考え方、「目標を立てるな(15章)」に目が惹かれました。目標を立てる代わりに、進む方向だけ決めるとよい、ということです。

目標を立てないでいると、自由に気の向くままに創造的な行為に走ることができます。目標を立てる代わりに、目指す方向だけを決めておく方が、長期的には多くを成し遂げられるのです。方向には上限も下限もなく、目標を達成できなかった敗北感を味わうこともなければ、プレッシャーもありません。

目標を立てると私たちは精神的な圧力を感じ、目標に向かって努力していないと罪悪感を感じます。さらに目標にはたいてい期限がありますが、おしつけの、一方的な期日の場合が多く、必ずしも実際の状況を反映しません。目標を立てることやそこから生まれるプレッシャーの弊害は、自然の感情や行為を抑えつけて、その人から精神の輝きを奪うことです。 目標を立てずに進む方向だけを決めると、予期しなかった素晴らしい体験に巡り合うチャンスが生まれます。「大らかさ」や「創造力」は人生に大きな喜びをもたらす源泉ですが、目標を設定すると、この2つが失われます。 けれども、目標を定める代わりに方向だけを決めると、その方向に向かって踏み出す一歩一歩が勝利への道程になります。勝敗を決める必要もなく、点数を記録する必要もありません。そこには勝利者しかいません。そしてその勝利者はあなたです。それに反して、目標を定めていると、目標点に到達しないかぎり、たとえなんらかの成果はあっても敗北感につきまとわれます。

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マイク マクマナス
ヴォイス
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コメント

こんばんは。

「わくわく」とは、和田さんの考え方に通じるものがありますね^^
私も「わくわく」した気持ちが自分の人生の牽引車に
なってくれると思います。

わくわくできなくても、やらなければいけない事は
確かにありますが、より楽しい人生を送りたいと思うなら、
やっぱり、どんな状況の中でもわくわくできるものを
探せる力を持った方が幸せですよね。

それから・・・
目からウロコだったのが、「先延ばし」を否定しないこと。
言い訳を探しながらズルズルと先延ばししている事って
実はいっぱいあって、いつもネガティブな気持ちに
なっていたのですが、準備をしている時間だと考えれば、
その時間も決してムダではないと思えますよね。
まさに、考え方次第!って感じです^^

いつも、参考になる記事をありがとうございます。

> kimuraさん

講演会などでお話を聞く、というのもいいですが、本は気になるところを読み返せるという点で、すぐれていますね。

お勧めの生き方、考え方、成功の方法などありますが、いろいろ本を読んでいくと、ある本で感化されたことが、こちらの本では、違った視点で書かれていたりして、そして、こちらの方が、自分には合っていることとかもあるようです。

本を読むのは遅いのですが、もっともっと読書の幅を広げていきたいと思う、今日この頃です。

いつも、コメントありがとうございます。

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